タカラレーベン・インフラ投資法人に電話質問してみた

1/17に債権代わりに購入したタカラレーベン・インフラ投資法人。

個人的に疑問な点が2つあったのでタカラレーベンに直接電話して聞いてみた。

IRの方から折り返しいただき丁寧にご説明いただけました。

1.地震保険は入っていない

投資法人のサイト内にあるリスク説明資料にも書いてあるのですが、気になったのは災害時のリスク。

とんでもない災害で太陽光発電施設が壊滅してしまっては元も子もないですし。

ということで保険の加入状況・補償内容を確認したところ、台風等の風雨による災害については保険に加入しているが地震保険については加入していないとのこと。

地震リスク評価=最大予想損失率(PML値)なる値がリートの3%に対して太陽光発電の場合は1%未満なのだとか。

つまり、大きい地震がきて損害が発生したとしても、その損害の割合は極めて小さいとのこと。

そもそも太陽光発電設備自体が単純な作りのため、地震でパネルが倒れても被害らしい被害は発生しないってことなんでしょうね。

パネルが倒れて売電できない期間が発生する可能性もありますが、収入源はあくまで賃料収入なのでその影響も大きくはないのでしょう。

設備の多くが津波で流されてしまったらヤバイかもしれませんが、その時には日本経済自体がヤバイことになっているでしょうし、災害リスクの心配はしなくてもいいかな~という個人的結論。

2.FIT法 買取期間終了後の見通し

現在のところ法律により保証されている売電単価は発電所によって異なるけど最大20年。

この買取保証期間が終了した後の展開が気になったわけです。

 

今後も発電設備を増設していけば収入の減少を先延ばしにすることはできますが、売電単価は年々下がり続けています。

現在の高単価=高収入な発電所が無くなっていくと利回りが減少していくわけで、高単価施設の買取保証期間終了が近づくに連れ、株価がババ抜き状態になってしまう可能性も否定できません。

 

そこで、各施設の買取保証期間終了後はどのような予定ですか?と尋ねたところ、

買取期間終了後も施設を継続稼働させ、民間企業等へ10円/kw程度の売電を見込んでいますとのこと。

つまり発電設備が動く限りは売電を続けるってことですね。

売電価格が原発による発電コストを割ることは無いとの考えなのでしょう。

 

買取期間終了後における各発電所毎の借金は当然0なので、修理不能な故障でも発生しない限り、極めて小さなコスト(投資法人の役員報酬とかw)で延々と設備賃料収入が確保できるわけです。多分。

株式会社みたいに増収増益となることはありませんが、決算発表を気にすること無く一定の売上=利回りが確保し続けられるというのは逆にメリットかもしれません。

十数年後において利回り減少は避けられないかもしれませんが、それまでには元金の大部分を配当によって回収できていると思います。

 

考えられるリスクとしては発電コスト格安な核融合発電の実現くらいですかね。

これはこれで人類としては喜ばしいことですが。

株価は地味な上げによる連騰がようやく終了

高値買いとならないように分割して購入を予定していたのですが、購入してからずっと地味に上げ続けておりました。

タカラレーベン日足チャート2019年1月30日

そして今日、75日移動平均線が意識されたのか、ようやく前日比マイナスとなる陰線が。

購入価格が数千円変わるとだいぶ利回りが変わってしまうため、なるべく安く買いたいと思いながら下がることをprayしていた甲斐がありました。

こんなに連騰した理由は多分↓の動画で語られている、日本取引所の方のインサイダーチックな取引が認知されたからだと思います。

私の大好きな経済評論家、上念司さんが動画の2:00あたりから語られています。

日本取引所の方が内規違反にもかかわらず、うっかりタカラレーベン・インフラ投資法人を1億5千万円も買い付けていたのだとか。

ソースは須田慎一郎さんとのこと。

上念さんほど影響力がある方によってタカラレーベン・インフラ投資法人の名が公表されたことによって世間の認知度が高まったのかな~とか思っています。

 

基本的にインカムゲイン目的でキャピタルゲインには期待していないので、株価は上がらずとも横ばいならOKです。

タカラレーベン保有状況 2019年1月30日

まだ保有は3口だけ。